|
昨年末、
ネットで注文しておいたK10Dが届いた。年末年始というのは意外にカメラの出番は少なくて、解説書まで買っていろいろいじっていたが生かす機会がなかなかなかった。
手に取った感触は*ist
DSよりも明らかに太く、重量感もある。持ちにくいということはないが、たとえばフィルムカメラであるLXとはまったく違う感触だと思う。ダイヤルが増え、モードは筆者のような素人が使いこなせないほど豊富だ。そのなかでハイパープログラム、ハイパーマニュアルという機能は目を引いた。これはかつてZ−1の頃搭載されていたペンタックス独自のモードで、特にハイパーマニュアル機能は面白い。ちょうどクラシックカメラで撮影しているときの露出操作の発想に似ている。シャッター横にあるグリーンボタンを押すとカメラが決めた適正露出にセットされる。それから絞り・シャッタースピードそれぞれのダイヤルを操作して勝手に露出をいじると今何段プラスかマイナスかがリアルタイムで表示される。迷ったらグリーンボタンひとつで元に戻れる。便利だ。
ファインダーのスクリーンはなかなか見やすくてクリア。情報表示はMZやistDSで慣れているので特に違和感もない。目玉のひとつシェイクリダクションのありがたさを実感できるような使い方をしていないが、夜景やポートレート、長焦点レンズを使う場面では威力を発揮するのだろう。大崎広小路駅ホームのカットは意識して撮っておいたもの。
デジカメとフィルムカメラの一番大きな違いは、ハイコントラストの写真を撮ったときハッキリと出る。フィルムカメラは表現のラチチュードが広く、ハイライトもネガを見ればちゃんと記録されている。プリントの段階で拾うこともできる。ところが、デジカメの場合はハイライトが真っ白く飛んでしまったらそれまで。基本的に復元は難しい。
フィルムと違って大きなメモリを載せておけばいくらでも撮影できるデジカメの利点を生かし、これは、というカットを撮影するときには段階露出で押さえておくのが良いようだ。
2007年01月20日記 |