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■恵比寿

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恵比寿 LEICA M6TTL / SUMMICRON35mmF2

 10月も終わりの日曜日。明け方まで雨。朝起きたら曇り空。

 今日は中学校で文化祭。息子は昨日今日と学校がある。弁当を持って出かけて行った。で、女房もPTAのお手伝い。8時半ごろワタシと娘の朝飯を作ってから出かけて行った。
 娘と二人で朝飯を食べる。娘が見たいと撮ってあった番組を見てからしばらく仕事。

 女房、11時半過ぎに昼飯を買って帰ってくる。なんと空は晴れていた。よし、食べてから出かけるか 。
 別に出かけられるならどこでも良かった。目黒線で目黒駅。地上へ出てから線路沿いの道を恵比寿方面に向かって歩き出す。この道は一度写真美術館へ行った時に使った事がある。途中右に折れて湘南新宿ラインを渡る踏み切りへ。ゆるい坂を下りていく。都内では数少なくなった。危ないからね。遮断機が下りてカンカンと鳴りだす。なかなか電車は来なかった。1分以上待たされる。
 住宅街を歩いてすぐに恵比寿ガーデンプレイス。「だいまるこせんきょう」と書かれた橋の上。漢字にすると「大丸跨線橋」。娘はどこで切っていいかわからず「だいまるこ?せんきょう?って何?」と(^^;。しんまるこじゃないんだから・・・。
 山手線と湘南新宿ラインがこの橋の直下で立体交差して走路を入れ替えていた。すぐ右には赤くてデカい半球が目印の自動車教習所有。なかなか写真な風景。

 娘にデジカメを渡すと急に写欲全開になったようで、あちこち風景を撮りだした。ガーデンプレイスでも同様。ただの散歩もカメラ1台あれば風景が変わって見えてくるものだ。 展望台でもあれば良かったのだが、レストラン街があるだけだった。
 一回りしてからビヤステーション恵比寿で一休み。せっかく恵比寿に来たんだから昼ビールですよ(^^)。ワタシはエーデルピルスの大ジョッキ、女房は黒エビスの中ジョッキ。娘はもちろんノンアルコールなレモンスカッシュ。 店内はガラガラというわけでもなく、それなりにお客が入っている。酔っ払ってガハガハしている人はそれほど居なくて、カフェで一休みするようにビヤホールを使っているようだ。
 おつまみにフィッシュ&チップスとガーリックの効いた鶏肉とジャガイモとオリーブをオリーブオイルで炒めたもの。うまかった。 一休みと雰囲気が味わえればいいのでビールはこれ以上飲まなかった。

 ゆっくりしていたらもう夕日の時間。恵比寿駅から渋谷まで続けて散歩。いつも東横線から見える山手線を跨ぐ歩道橋。基本的に歩道橋は大好きで、あれば必ず行ってみる。ちょっとアングルを変えるだけで街は変わって見えてくる。夕日に照らされた公団住宅の威容。

 渋谷のBカメラに出しておいたフィルムを受け取った。二週間交換会へ行っていなかったので遅くなってしまった。フィルムには3週間前の渋谷と、約1年前の七五三で撮った娘の晴れ姿が写っていた。なんだか着慣れていない様子までありありと写っていておかしい。写真はそういうところも冷静に定着してしまう。 そして何より、たった1年で子供たちの様子はまるで変わっているのだった。時間というもののしたたかさを思った。

 渋谷から東横線で帰ってきた。夕食はたこ焼き。ビールと日本酒を飲み過ぎる(^^;。

LEICA M6TTL
SUMMICRON35mmF2

  デジカメを持ち出すことが増えたが、フィルムカメラをやめてしまったわけではない。
 手はむしろフィルムカメラに慣れている。よく工夫されているとは思うものの、ペンタックスのデジカメDSはフィルムカメラのAF機よりも若干ボディが厚くできている。またエルゴノミックな曲線でグリップが構成されているため、長時間使っていると武骨なフィルムカメラのボディが懐かしくなったりするのだ。誰かの手になじむデザインは万人になじむようには造られていないということだろうか。直線を中心としたそっけないデザインは意外に手になじんでいたのだな、と思う。
 コンパクトデジカメは最近になって大型液晶ディスプレイを搭載することで右手が窮屈になった。ボディを保持する右手親指をどこへ持っていったらいいかが考えられていない。何事も両立は難しいがディスプレイが大型でないと売れなくなった以上は仕方ないのだろう。
 ローライ35のすすんで覗きたくなるファインダーを理想とするなら、フィルムコンパクト機の最晩年はファインダーの位置や穴の大きさという点で覗きやすさが犠牲にされた印象がある。そんな時期が長かったから、大型ファインダーは使う側の志向をうまく汲み取ってくれたものとなったようだ。実際とっさの時など大型なら撮影がしやすかったりする。
 M6になって横から入ってくる迷光線が距離計を測距不能にすることはあるが、その見え具合をトータルに見てライカのファインダーはやはりすばらしい。透明感といえばいいか、いつ覗いてもクリアな視界が広がり、なんでも撮れそうな気持ちになる。

2006年11月09日記


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